コンテンツビジネス本部

INTERVIEW
コンテンツビジネス本部 プロデュースグループ 榎本 博和
コンテンツビジネス本部 プロデュースグループ所属 榎本 博和

「法学部 法律学科」卒業。
2021年には「SIGGRAPH Asia 2021」にて「Volumetric映像のリアルタイム配信とVolumetric映像を使ったコンテンツ制作」をテーマに登壇。

担当している業務について教えてください。

企業系のVPやCM系、そしてVR映像とXR映像などを担当しています。

また、最近は時代の流れもあり、配信案件やメタバースの作成など、
お客様のご要望に合わせて様々なジャンルのプロデュース業務を行っています。

仕事をしていてやりがいを感じるポイントはどのようなところですか?

1つ目は、クライアントにお仕事をいただけた時。
新規で依頼をいただいた時や、継続的にやり取りさせていただいているクライアントから「今回もお願いできますか」というご相談をいただけた時には、今まで自分やチームが積み上げてきた信頼や実績を感じられて非常に嬉しい気持ちになります。

2つ目は、技術的にハードルが高い案件や、これまで前例がないものにチャレンジして実現できた時。
VRやXRをメインでやっていることと関連するのですが、これまで誰もやったことがないような案件のご相談をいただく機会が多く、チーム一丸となって調整を重ね、なんとか実現できた時は達成感があります。

3つ目は、打ち上げ時の美味しいお酒。
お酒を飲みながら、TwitterなどのSNSで自分の案件を検索して、皆さんの反応を見るのは楽しいです(笑)。

新人だった頃に失敗したこと、苦労したことを教えてください。

2日連続の大遅刻です(笑)。
1年目の時、「InterBEE」というイベントに出展するということで仕事を任されました。出展の申請や荷物のまとめなどを一人でやっていたのですが、前々日にしこたまお酒を飲んでしまって。翌日(イベント前日/搬入日)、起きたら昼の12時くらいだったんです。入社後初めての遅刻だったので、当然、関わっている皆さんにご心配やご迷惑をおかけしました。本当に反省して、「もう絶対に遅刻はしない」という誓いを立てたんです。

ですが、誓いを立てたら逆にドキドキしてしまって、その日は朝6時まで眠れませんでした。イベント当日だったので、さすがに寝ないと身体が持たないなと思い、仮眠をしたんですよ。そして目が覚めたらまた昼の12時で。上司や同僚から、たくさんの着信通知が入っていて…。いまだにあの日の朝のことは怖いくらいに鮮明に覚えています。
その時に「もうダメだ」って思って目覚ましを3つつけるようにしました。それから遅刻は一切していないです(笑)。

苦労したところでいうと、仕事面よりも常識面のほうが多かった気がします。
社会人になると、お客様と時事的な話をする機会がよくあります。私はニュースをあまり見ないタイプだったのですが、知っていた方がいいよ、と先輩方に言われて。それから通勤時間を利用してニュースをキャッチアップするようになりました。

言葉遣いなどの常識も、自分から積極的に埋め合わせを行っていきました。
社外の方と一緒に仕事をするので、恥ずかしくないように努力して直しました。

コスモ・スペースの魅力を教えてください。

クライアントがやりたいことが時代に応じて日々変化していることを肌で感じています。
その要望に対して応えることができるクリエイティブや、リソース、技術力があることが魅力かと思います。

要は一気通貫で、制作のスタッフがいて、さらに技術のスタッフがいることによって、より現場に近い場所だなと感じます。
私は技術の人間ではないので、技術に関してはわからないことが本当にたくさんあります。
それを社内の技術部門に聞きに行った時に、親身になって聞いてくださり、検討、提案してくれる。
こんな若手にも親身になってくださるので優しいなと思いますし、信頼できるパートナーだなと感じます。
技術としての支えがないと、私たち制作はちゃんとした映像が作れない。そこのバックボーンが厚いところも魅力です。

仕事をする上で大切にしていることや意識していることは何ですか?

クライアントや、一緒に完パケに向けて動いているメンバーや自分自身含め、関わる人全員が気持ちよく、楽しく仕事できるようにしたいと常に思っています。
自分だけではなにもできないので、日々皆さんに感謝です。

そして、「忙しい」と言わないこと。
自分より忙しい人はたくさんいるし、忙しいと言ってしまうと幸せや案件が逃げてしまう気がするから。

今後の目標を教えてください。

常に楽しく、明るく、前向きに仕事をしていきたいと思っています。
そうすればおのずと結果もついてくるのではないかと信じていますし、その中でも楽しく仕事したいというところは5年後、10年後、その先でも意識していきたいです。

入社を目指す学生の皆さんへのメッセージをお願いします。

学生のうちは、遊べるだけ遊んだほうがいいと思います。
「遊ぶ」というのも単純に遊び呆けるのではなくて、いろいろなことを経験すればいいと思います。
例えば留学とか、資格取得にチャレンジしてみるとか、アルバイトでもいいです。
経験を積むことで、自分の得意とするものや、やりたいことを探していく。
悔いが残らないくらい何かに没頭することにより、そこもふわっと見えてくるのではないでしょうか。

まだ私も社歴が浅いのですが、コスモ・スペースには本当にいろんな職種の人がいるなあと感じています。
皆さんにも活躍できるチャンスはたくさんあります!一緒にお仕事できることを楽しみにしています。

コンテンツビジネス本部 プロデュースグループ所属
コンテンツビジネス本部
プロデュースグループ所属

主な担当作品:「VR松山城」(愛媛県松山市)「ちょっと先のおもしろい未来~ちょもろー前日祭~」「第33回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 AUTUMN/WINTER」(株式会社W TOKYO 様)等