制作技術本部

INTERVIEW
制作技術本部 テクニカルスタッフグループ 白鳥 史也
制作技術本部 テクニカルスタッフグループ 所属 白鳥 史也

「経営学部経営学科」卒。
現在は「TOKYO MX」の生放送スタジオカメラをメインで担当。

担当している業務について教えてください。

生放送のスタジオ番組でカメラを中心に担当しています。

その他にもカメラアシスタントや中継カメラ、最近は配信番組のカメラなども担当する機会があります。

仕事をしていてやりがいを感じるポイントはどのようなところですか?

生放送で、トークの内容に合った画が撮影できた時です。

放送中、出演者同士でトークが盛り上がる展開になった時、出演者を見せるために2ショットや1ショットを自分なりに判断して撮影するのですが、その画をスイッチャーに採用していただけると、「いい画が撮影できたな」とモチベーションが上がります。

一番印象に残った出来事について教えてください。

番組のエンドロールに自分の名前が載った時です。

入社して1~2年目の前半まではカメラアシスタントがメインだったので、エンドロールに自分の名前が載ることがありませんでした。
仕事をしていても自分が番組に関わっている感覚があまりなかったのですが、2年目の後半からカメラを任されるようになって、自分の名前がエンドロールに載るようになりました。そこでやっと「自分はこの番組に携わっていたんだな」と、強く実感できるようになりました。

所属部署やグループの雰囲気について教えてください。

若いスタッフが多いので話しやすい職場です。私と同年代や年下のスタッフが半数を占めているので、一年目でわからないことがあってもすぐに質問できる環境だと思います。

苦労したことや失敗談を教えてください。

未経験で入社したので、機材のことはもちろん、ケーブルの巻き方や業界用語もわからず、苦労したことを覚えています。

ある現場で「八百屋にして」という指示がありました。「八百屋」というのは被写体を八百屋の台のように傾けることなのですが、初めて聞いた時は指示が出ても理解ができず、撮影に時間をかけてしまったことがありました。

社内研修でもしっかりと教えていただけますし、先輩からのフォローもあるのですが、現場では素早い対応が求められます。
そのため、とにかく勉強したり、場数を踏んで身につけていきました。

特にケーブル巻きは人一倍努力しました。現場業務だけでは上手くなれないと思い、業務が終わった後の10分を練習時間にするなどして、できるようになっていきました。

コスモ・スペースの魅力を教えてください。

スタジオ、ロケ、スポーツ中継、ライブなど多くの現場を経験できる会社です。
スタジオがメイン、ライブがメインといった会社は数多いのですが、コスモ・スペースは様々なジャンルの技術を請け負っており、そこが一番の強みでもあります。

スケジュール表を見て、興味のある案件をデスクや上司に相談すると、その業務に就かせてもらえることもあります。

仕事をする上で大切にしていることや意識していることは何ですか?

基本的なことですが、機材や配線をセッティングする際、二度手間にならないよう丁寧に、そして確実に行うようにしています。
さらに業務スピードを上げることで、現場がよりうまく回るように心がけています。

今後の目標を教えてください。

カメラマンとしてのレベルを上げるのはもちろんですが、個人的にはスイッチャー業務にも興味があります。

経験を積み重ねながら目指していきたいです!

入社を目指す学生の皆さんへのメッセージをお願いします。

映像業界は未経験からだと厳しいイメージがありますが、そんなことはありません。私も4年制の文系大学出身です。
周りの先輩がしっかりフォローしてくれます。映像業界に興味のある方はぜひ。

制作技術本部 テクニカルスタッフグループ 所属
制作技術本部
テクニカルスタッフグループ 所属

主な担当作品:「TOKYO MX」の生放送スタジオカメラ等