新入社員の9ヶ月

新入社員の9ヶ月

はじめまして。制作技術本部 撮影コーディネートグループ新卒1年目の進藤咲智です。

今年の4月に入社し、もう少しで9ヶ月が経ちます!
私はドラマや映画の撮影助手志望でコスモ・スペースに入社しました。
充実した毎日であっという間に今日に至るという感覚なのですが、
どのような業務を行ってきたか少し振り返ってみたいと思います。

入社して最初の2週間はグループ会社合同の新入社員研修があり、
その後、制作技術本部 撮影コーディネートグループに配属となりました。
配属後は、所有している機材の把握や整備の仕方、カメラ周りの基本的な知識などを指導していただきました。
実際に弊社所有の機材に触れながら学ぶことができるのが強みだと思います。

また、配属後わりとすぐに現場に連れて行ってもらえたことに驚きました!
新人はなかなか現場に出れないと言うイメージだったので、
早い段階で、実際に準備から本番の一連を経験できたことがとても勉強になりました。

不安なことも多かったのですが、はじめのうちは部署の先輩と一緒に動くので、
安心して現場に立つことができました。

現在は長期間のドラマや映画に撮影助手として入っています。
8~10月で配信ドラマ、11~12月で映画の撮影に参加しました。


9ヶ月で学んだことは、

常に予測!!!


ということです。


たとえば、
準備期間の間に本番で何が必要なのかを予測する
あらゆるリスクを予測して備える
機材リストが出たら、どんなシステムで機材を組んでいくかを予測する
スケジュールが出たら、その日に特別に必要な動きがあるかどうかを予測…
移動があるときは荷物をまとめだすタイミングがいつなのか、どうやってまとめるか…
ロケ地の場所や広さで持っていく機材の取捨選択が必要かどうか…
モニターを誰にどうやって出すか、出なくなったらどうするか…
撮影中は次のカットの準備…
監督とカメラマンの動きを見て必要なものはなにか…


と、書き出してみましたが、これ以外にもたくさんあります。
そして、これらを完璧にこなすのは理想の理想…!


先輩の指示に素早く反応できることも大事ですが、
常に自分で予測して備えておくことがとても重要だと学びました。


まだまだ至らない部分だらけですが、少しでも早く理想に近づけるように、
日々精進してまいります!

Text by
制作技術本部
撮影コーディネートグループ進藤 咲智